完璧より、まず終わらせる(Done is better than perfect)──60点で世に出す勇気
「もっと良くしてから」「まだ出せる状態じゃない」——そう思って、温めているものが、ありませんか。その丁寧さは、あなたの誠実さです。
そのうえで、今日は背中をそっと押す原則をお伝えします。完璧を目指すより、まず、終わらせる。そして、外に出す。
「Done is better than perfect」
元Facebook COO、シェリル・サンドバーグの、有名な言葉です。
Done is better than perfect
(完璧を目指すより、まず終わらせろ)
ここで、大切な補足があります。この“終わらせる”は、「完成させる」ことではありません。
“終わらせる”=「フィードバックをもらえる状態にする」
本当の意味は、こうです。
“終わらせる”とは——
お客様から、フィードバックをもらえる状態にしておくこと。
完璧を目指して、抱え込んで、一年が経つ。——それより、60点で出して、市場に問う。仮説として世に出し、フィードバックをもらいながら、より良いものへ育てていく。スタートラインに立つとは、”フィードバックをもらえる状態”まで、終わらせることなのです。
📖 用語解説 「フィードバック」とは?
お客様や周りの人からの、反応・感想・意見のことです。頭の中だけで100点を目指しても、それが本当にお客様に響くかは、出してみないとわかりません。早く出すほど、早く”本当の答え”が返ってきます。
早く失敗し、教訓を”安く”手に入れる
もうひとつ、大事な視点です。早く失敗し(=早く学習し)、成功への教訓を、安く手に入れる。
抱え込んで一年かけた失敗は、高くつきます。でも、60点で早めに出して受けた”うまくいかなかった”は、安くて、早い学びです。失敗は、避けるものではなく、早めに、安く、たくさん経験するもの。——そう考えると、出すことが、こわくなくなります。
※ この考え方は行動と施策を管理する(実験ノート)の”失敗=学習が止まった状態”とも地続きです。また、”完璧でなきゃ”という気持ちそのものの扱いは感情は「消す」でなく「運営する」で。
私も、”完璧にしてから”で、抱え込んでいました
正直に言えば、私自身、「ちゃんと形にしてから出そう」と、抱え込んでしまうことが、何度もありました。でも、温めているあいだは、何の反応も返ってきません。世界は、静かなまま。
思いきって、60点で外に出してみたとき——はじめて、「あ、ここが響くんだ」「ここは伝わっていなかったんだ」という、生きた声が返ってきました。その声こそが、完璧を目指して一人で悩んでいた時間より、ずっと私を前に進めてくれたのです。
今日の、具体的な一歩
いま、あなたが”完璧にしてから”と温めているものを、ひとつ思い浮かべてください。そして、問います。
「これを”フィードバックをもらえる状態”にするには、あと何を、最小限やればいい?」
100点にしなくて、いいんです。60点で、たった一人に見てもらう。今日、その一歩を踏めたなら——完璧を待っている人より、あなたは、もう確実に一歩、前にいます。
“失敗=学習が止まった状態”という実験の考え方。
▸ 起業で結果が出ないとき|管理するのは”結果”ではなく”行動と施策”
“作ってから売る”でなく”売れると分かってから作る”。
▸ 売れる商品の作り方──”作ってから売る”をやめる
実験を回すとき、お金をかけるのは最後の手段。
▸ お金をかけるのは、最後の手段──まず頭で考え抜く
FREE | 3分でわかる
「私は今、どこにいる?」
〜 現在位置を知ることは自由への切符〜
「もっとサービスを届けられそう。
次の一手はどうしたらいい?」
——まずは現在位置を知ることから。
✔ もっとできると思うが、何から始めたらいいのか
✔ ステージを上げる次の一手を探している
✔ どうも最近伸び悩んでいるな…
起業には5つのステージがあり、ステージが違えば“詰まる場所”も、次の一歩も変わります。7つの質問に答えるだけで、今のあなたの位置と、次にやるべきことが見えてきます。
選択肢を選ぶだけ・登録無料・いつでも解除できます
診断後は、あなたのステージに合った“ステップメール”もお届けします。