「完璧主義を、やめたい」。
ちゃんと準備できてから。もっと自信がついてから。——そう思っているうちに、動けないまま時間だけが過ぎていく。

その苦しさ、よくわかります。今日は、完璧主義の”手放し方”を、二つの角度からお伝えします。

感情は、消すのではなく「運営する」

「不安だから、動けない」。この不安を、なんとか消そう・我慢しようとしていませんか。でも——感情は、意志と関係なく、勝手に湧きます。コントロールは、できません。

だから、消すのでも、我慢するのでもなく——「管理運営する」のです。感情は、確かにそこにある”サイン”。こう扱います。

「なぜ、私はそう思ったのか」

「それは、どこから来ているのか」

——問いを立てる。すると、握りしめていたものの正体が見えて、自分の意志で、選び直せる。感情を、なかったことにしない。自覚して、運営する。それが「整える」ということです。

挑戦しないのは、ゼロではなく「マイナス」

もう一つ、はっきり言い切ります。挑戦しないことは、ゼロじゃない。マイナスです。

挑戦すれば、結果がどうであれ、“体験”という学びが、必ず残ります。でも、挑戦しなければ、その体験も丸ごと失っている。だから、ゼロではなく、マイナス。

「うまくいく保証があるなら」と、完璧を待っていると——一生、その場から動けません。完璧主義とは、“マイナスを選び続けている”状態でもあるのです。

調子が悪い日は、「ダメな日」ではない

完璧主義の人が、いちばん自分を責めるのは——思うように動けなかった日です。「今日も何もできなかった」と、夜に落ち込む。

私も、そうでした。でも、経営を学んだ師の言葉で、見方が変わりました。

「人間には、運気というものがある。今はのぼり調子なのか、下り調子なのか。攻める時なのか、守る時なのか。

「攻めるときには、遠慮はいらない。どんどんいくんだ。でも守るときは、日々淡々と積み重ねることに集中する

「大切なのは、今、自分がどの波に乗っているのかを知ることなんだよ」

つまり——調子がいい時が「よくて」、悪い時が「ダメ」なのではない。過ごし方が違うだけだったのです。

この話を聞いたとき、私は武田信玄の旗印「風林火山」を思い出しました。動く時は風のように速く。動かない時は林のように静観し。攻める時は火のようにエネルギーを注ぎ。動かない時は山のようにどっしり構える。

「静かにしている」ことも、ちゃんと戦略のうちなのです。完璧主義の人は、静の時期まで「動けていない自分」として減点してしまいます。そこが、いちばんの消耗です。

そしてもうひとつ。自分の波に集中していると、他人を気にしている暇がなくなります。——人と比べてしまうのは、自分に集中できていないサインです。

今日の、具体的な一歩

完璧じゃなくて、いい。今日は、こわいほうへ、小さく一歩だけ踏み出してみてください。60点で、外に出す。

そして、もうひとつ大切なこと。うまくいったときほど、振り返る。——まぐれかもしれないからです。挑戦して、振り返る。この体質が、あなたを確実に前へ進めます。

「60点で外に出す」を、商品づくりでどう実践するか。
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「挑戦して、振り返る」を仕組みにする方法は、こちらで。
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