逆算思考とは?——終わりを描いてから、始める
毎日、忙しく動いている。発信もしている。——なのに、成果も、納得感も、いまいち得られない。
その原因は、行動の”量”ではなく、行動の”向き”かもしれません。今日は、向きをそろえる「逆算思考」をお伝えします。
※「どうありたいか(在り方)」を先に決める話はこちら(Be→Do→Have)で。この記事は、その先の——“どこへ行くか”という目標の描き方です。
すべてのものは、2度つくられる
世界的名著『7つの習慣』に、こんな言葉があります。「すべてのものは、2度つくられる」。
1度目は、頭の中で(思い描く)。2度目は、現実で(行動する)。
——つまり、先に”完成図”を描いた人だけが、それを現実にできるのです。
📖 用語解説 「逆算思考」とは?
定めたゴールから、今を設計する考え方です。「今できることの積み重ね」で進むのではなく、先に”終わり”を決めて、そこから今日の一歩を逆に引く。
面白いのは——ゴールが正しく定まった時点で、目的の9割は達成されている、とも言われること。それほど、”どこへ行くか”を決めることには力があります。
行き当たりばったりは、なぜ疲れるのか
ゴールを描かずに動くと、一見動いているようで、“向き”がバラバラになります。今日はこっち、明日はあっち。頑張っているのに、進んでいる実感がない。——疲れるのは、当然です。
まず、終わり(ゴール)を、はっきり描く。そこから、今日の一歩を設計する。それだけで、同じ努力が、まっすぐ成果に向かい始めます。
ゴールから今日まで、4段で降ろす
「終わりを描け」と言われても、そこから今日の行動までは、まだ距離があります。その間を埋める手順が、4段です。
1 使命に対して、具体的な目標を立てる
2 その目標を、数字で表現する
3 その数字を達成するうえで、課題になるところはどこかを把握する
4 その課題を越えるために、時間を優先的に使う
多くの人は、1で止まります。「たくさんの人に喜ばれたい」——美しい目標ですが、数字がないと、今日やることが決まりません。だから2で、あえて数字にする。
そして3が、いちばん飛ばされます。数字を決めた途端、あれもこれもと全部を頑張ろうとしてしまう。でも本当は、その数字を止めている箇所は、たいてい1つだけです。
※ その「1つ」の見つけ方は売上が上がらない原因は一点だけ(制約理論)で詳しくお伝えしています。
4まで来て、ようやく逆算は完成します。ゴール → 数字 → 課題 → 今日の時間。この4段を降りてきた行動だけが、まっすぐゴールに向かいます。
今日の、具体的な一歩
1年後の自分を、できるだけ具体的に思い描いてください。どんな一日を過ごし、誰に喜ばれ、いくらの収入があるか。
描けたら、こう問います。
「そのゴールから逆算すると、今日、何をする?」
——その答えが、今日、いちばん最初にやるべきことです。
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