子育てママを、時給から存在給へ
姫ism 星野紘子です。
ところはスペイン、バロセロナ。
華やかな音楽に乗り、
舞台に踊り出るのは
宿屋の娘、キトリ。
突き抜けるような明るさ、
エネルギー溢れ、生命力いっぱいに
観客を魅了します。
バレエの演目「ドン・キホーテ」の主役は
そのキャラクターから
いつもバレリーナの憧れです。
華やかな主役に目がいきがちですが
ストーリーの主役は
自らを遍歴の騎士ドン・キホーテだと
思い込み、農夫を連れて旅に出る
ラ・マンチャの郷士アロンソ・キハーノです。
風車が怪物に見えたり、
宿屋の娘キトリを自分の「思い姫」だと
思い込む滑稽さが話の
楽しみの一つですね。
さて、
「ドン・キホーテ」を喜劇だねと
笑うのは劇場だとして、
日常生活での私たちは
はて、どうなんだろうと
今日は問いかけます。
私はかつて自分が心を込めて
寄り添い、
結果を出し、
その方の人生を大きく前に進めたのにも
関わらず、
お礼を言うことなく
感謝も報告もないと
憤慨していたことがありました。
「私のおかげじゃないの?」
「お礼も報告もないなんて
もう二度と教えてあげない!」
鼻息荒く、
いつも怒っていました。
今考えると、
「感謝がないってどうよ!?」
と怒りの先にある
悲しみに浸っていましたが、
その人にはその人の世界があり、
私に足りなかったのは、
その人の見ている景色を理解する、
と言う視点でした。
人は見たいように
この世を見ています。
誰もが自分の思い込みによって
世の中を見ているのです。
自分が見ている世界を
相手も見ていると考えるから
怒りも湧いてくるのだと
知りました。
さらに言うと、
私の器がもっと大きく
魅力的であったなら
その人はまた違った対応を
したかもしれない。
感情を借りて
自分の品質を上げていくのが
人生だとするならば、
これもまた研磨剤です。
風車を怪物だと思い込んで
対決しようとしたり、
街ゆく女性を自分の姫だと
想いを募らせるドン・キホーテを
滑稽だと笑うことができなくなりました。
だって、
私も思い込みで生きているから。
自分が見ている世界は
自分だけなのだと知る。
ふと頭に謙虚さという言葉が
思い浮かびました。
謙虚さとは、
自分が見ている世界は
自分だけだと知り、
相手の見ている景色を
尊重する姿勢あり方ではないかな。
世の中は
多様な思い込みでできています。
自分はその万華鏡の
一部に過ぎないと知ることが
謙虚さなのだと思います。
★プロフィール★
時給から使命給へ。
使命給ビジネスとは、あなたらしさを表現する事で繋がるご縁を大切に、ビジネスを通して貢献し成功する生き方のこと。
・事業主様、経営者のオンラインサービス化サポート
・情報発信支援
・法人、店舗経営のビジネスモデル、販促サポート
使命給ビジネススクール主催、オンラインビジネス構築の伴走8年、オンラインサロン運営12年。
制作ディレクターとしてWeb現場の最前線で大企業・ベンチャー・個人事業主・芸術家のWeb周りをサポートしていたが、育児休暇明けの家事育児・仕事の両立に挫折、お金を稼げない自分に全く価値を見出せなくなる。
働き方を変えようと始めた情報発信、そこから試行錯誤を繰り返しオンラインビジネスの仕組み作りの体系化に成功。
様々な試行錯誤と挫折経験から、ビジネスとは一期一会の積み重ねで人間関係構築に他ならないと気付く。
現在は自己表現を通して出会った人のご縁を大切にする使命給ビジネスを広める活動をしている。経営者・事業主様のオンラインへのビジネスモデルチェンジ、再構築が専門。
1978年生まれ。埼玉県在住。3人息子を絶賛育児中。趣味は料理とマイルを貯めての一人旅。緩やかなグルテンフリー生活を楽しんでいます。

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