時給から存在給へ
姫ism 星野紘子です。
自分のことに集中しよう。
相手の人生に踏み込まない。
これは相手への最大の
リスペクトだから。
*
地元の映画館に
夫と一緒にミュージカル映画を
見に行った時のこと。
見終わった後の私は
もう感動の嵐で
頭の中はぐるぐると音楽が
鳴り響き、
余韻を楽しんでいました。
夫に
「映画よかったねー!!!」
と、何気なく聞いたところ
夫「え?そう?
筋書きもちょっと不自然だったよね」
と思いもよらぬ回答が..
私「感動しなかったの?」
夫「しなかったなー」
この答えを聞いて
私はイライラして
怒り出しました。
感動しない?
あんなに素晴らしい音楽だったのに?
信じられない!!
夫「え…だったら感想聞かないでよ」
そりゃそうだww
私、夫は当然私と同じように
心を動かされるものだと思っていたし、
一緒に同じ感情を共有できると
思っていました。
でも冷静に考えてみると、
夫は私ではないし
価値観も違うので
同じように感じ受けることはないのですよね。
無意識のうちに
夫をコントロールしようと
していた妖怪な私がいました。
また
先日ある方からこんな相談を
いただきました。
「私は新しい働き方を学んでいますが、
夫は組織で働くことに安住して
変わろうとしません。
焦るし、イライラするんですよね。」
相手に変わって欲しいなら
自分を磨くこと以外
方法はありませんよ、と
私からはお伝えしました。
自分のことに集中する。
相手をコントロールしようとしない。
この考え方を
インサイドアウトと
呼びます。
インサイド、
自分がコントロールできる
範疇のことを指します。
そこに全エネルギーを
注ぎましょう。
具体的には自分ですね。
学びを研磨剤に、
自分を磨き上げ、
楽しそうにしていると、
そっと襖を開けて
中を見てみたい気持ちに
なりますよね。
「何を学んでいるの?」
そう問われた時初めて
相手は受け取ってくれますよ。
自分のことに集中する、
相手の人生に踏み込まない。
みんな人は自分が正義です。
外から力づくで変えられたくないものです。
イソップ童話の
「北風と太陽」の北風は
旅人のコートを脱がすことはできなかった。
ただただ暖かい自分である
太陽こそ、
人の心を動かすものでしたね。
自分のことだけに集中しよう。
他人の人生に敬意を。