あなたは”やさしい人”と言われると、どんな人を思い浮かべますか?
・自分の話を聞いてくれる人
・自分を理解してくれる人
・困った時に手伝ってくれる人
・時にはそっと見守ってくれる人
でも、その”やさしさ”には、真実も嘘もある。心から純粋なやさしさもあれば、単なる自己顕示もある。その差はどこにあるのか。本当の”やさしい人”とはどんな人なのか。
『やさしい人』は教えてくれます。
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社会心理学者であり、作家である加藤諦三著の『やさしい人』。大人の絵本、という表現がぴったりのわかりやすく、表現が柔らかく、読みやすい本です。
心が満たされた人を「やさしい」と表現して、そのメカニズムを解説している一方で、その大きな障害となっている劣等感にどう向き合っていくのか、向きあった先にある自己実現のために必要なことは何かという課題もわかりやすく綴られています。
私がこの本を読んで感じたことは、以下のポイントでした。
1)心が満たされていることが、人間活動全ての始まりであること
2)劣等感を消化&昇華できないと、現実は全てうまくいかなくなる仕組みになっている
3)過去と向き合い、自分だけの世界観を築こう
「やさしい人」とは、心が満たされている人であり、私がお伝えしている【姫理論】でいうところの、満たし調っている人。
私が印象の残った箇所をピックアップしました。ご一緒に「やさしい人」の世界を楽しんでいただければ幸いです。
人が羨ましいときには、自分が好きではない。人が羨ましいときには、自分の目的がない。今が楽しくないときには、自分が嫌い。だから自分のゴールを持ちなさい「やさしい人」
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
人に嫉妬しているときは、自分に集中していない証拠。外部のせいにしている限り、絶対に問題は解決しない。
嫉妬して、その人を追いかけなければいいのに、ついついSNSで追ったりして、さらに落ち込むと言う悪循環を人はしがちですよね。
そう言うときは、感情を感じ切って、その奥にある本当の自分の欲求を知ることが大事だと思いました。
やさしさがない母親。言うことを聞かない子に腹を立てる。そして思うように塾にいかない子供を殺す。それは、母親が自分の生き方を否定されたように感じるからである。「やさしい人」#読書#読書好きと繋がりたい #子育て
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
子供が私の言うことを聞かないのは、私の生き方を否定されているからなんだ。
私はこの文章は、とても腑に落ちました。子供は別にそこまで深く考えてない。でも自分が勝手に自分を否定されていると思っている。
自分がどんな価値観を持っているのか、子育てというのは、自分の価値観を探るきっかけになります。
夢を与える人は、「こうしてお金持ちになる」と話す人ではなく、自分の失敗を話す人である。「こうして困難を乗り越えた」という話が人に夢を与える。「やさしい人」#読書好きと繋がりたい #読書
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
確かに!自分の失敗談を話していただけると、なんだか共感するし、ホッとする。人をホッとさせることができる人は、人を幸せにできる人なんだと思う。
幸せとは、自然に吹き出すような心地の良さの真理である。「やさしい人」#読書好きと繋がりたい #読書
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
「自然に吹き出す心地よさ」なるほど…
今悩んでいる人は、とにかく日常生活をきちんとすることである。朝、起きるところから始まって、顔をきちんと洗う。日常の一つ一つのことをきちんとすることが、それほど大変かわかる。「やさしい人」#読書好きと繋がりたい #読書#子育て
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
改めて日常生活の小さな積み重ねが大切だと思いました。そうそう、小さいことなんですよね。その人がどんな人間かは、どんな日常生活を送っているのか、とイコールなのかもしれません。
深刻な劣等感に囚われていると、自分のことばかりで、相手を思いやる気持ちがない。自分を飾ることで精一杯で、相手のことまで気が回らない。「やさしい人」#読書#読書好きな人と繋がりたい
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
自分のことばかりを考える、人のことを考えられず、フラットなコミュニケーションが取れない理由は、劣等感。
心が疲れている人は、心の中で過去の何かが残っている。自分の中で消化できていない。「やさしい人」#読書好きと繋がりたい #読書
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
だから、自分の過去を振り返る必要があるんだ!と腑に落ちたフレーズでした。
心理的に健康な人は、功成り名遂げる成功よりも、陰徳の人になることを望む。徳を積むことを考える。だから、幸せは複利的に増えていく。「やさしい人」#読書好きと繋がりたい #読書
— ひろこ@姫理論→会社勤めからノマドワーママへ転身の秘訣 (@hoshinohiroko) November 1, 2019
自分と自分の枠を超えた幸せを作ることが陰徳。毎日積み重ねていこう。今日はどんな陰徳を積むことができたかな。
まとめ
私は、本を読む前に、一つテーマを決めていました。それは、なぜ自分の過去と向き合うことが必要なのか。そのヒントが欲しい、でした。
キーワードは、「劣等感」でした。やさしい人=心が満たされた人になるためには、劣等感を手放さなくてはいけない。
劣等感を手放すには、自分だけの城(世界観)を築くこと、と書籍では述べられています。自分だけの世界観。その世界観を築くために、自分の過去を振り返る必要があるんですね。
いいも悪いも自分だと受け止め、自分の人生を丸ごと受け入れる。そんな感覚なのかなと思います。
愛せよ、自分。
1)心が満たされていることが、人間活動全ての始まりであること
2)劣等感を消化&昇華できないと、現実は全てうまくいかなくなる仕組みになっている
3)過去と向き合い、自分だけの世界観を築こう
言葉がシンプルで読みやすかったです。ご興味がある方は是非どうぞ。
『やさしい人』
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著者:加藤諦三(かとうたいぞう)
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★プロフィール★
働き方に悩む女性を0にする。特にお母さん起業家を応援します。月30万円のオンラインビジネスの仕組みを作る専門家です。
出産を機に会社員を退職、働き方迷子になりどうしたら自分らしく生きられるのかを模索していた時に情報発信に出会います。その時にインターネットとその可能性に心底ワクワクしました。
インターネットを使って自分を表現することで新しい出会いを生み出し、新しい世界を作れることに感動。試行錯誤の結果、オンライン完結で月30万円を生み出す仕組みには法則があることを見出し、体系化。これまでリアルビジネスを展開する中でより働き方の自由度をあげたい様々な業種職種の事業主様をサポートしています。
特に大きな影響を受けた、リザーブストック創設者相馬氏から学んだ自分生きビジネスを体系化。2024年自分生きビジネスの公式ガイドになるワークブックを執筆。よりわかりやすく丁寧にオンラインビジネスのエッセンスを伝える活動をしています。
*自分生き経営塾in東京塾主催
*2011年からオンラインコミュニティ立ち上げ運営サポート
*2021年から朝活毎日開催
*相馬経営塾4期生、マスターオブロード取得
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