お金との付き合い方

自己投資と事故投資の小さな違い

本当に自分の未来の糧になる自己投資と、お金だけ払って何も身にならない事故投資。この差は実は小さな心の持ちようの違いにあります。

それは、払ったお金ばかりを見つめてしまい、受け取っているはずの知識や学びや気付きに気がつくかどうか、です。

この目に見えないものをきちんと受け取れる自分であるかどうか。

そしてそれを元手に新しい循環を生み出せるかどうか。

この気付きの差が、きちんと自分のものにできる自己投資と、単にお金だけ払って終わってしまう事故投資の分岐点になっています。

私はかつての事故投資から、受け取り循環できない理由は「受け取れない」自分にあったと知りました。

気象予報士になろう

私は30歳を目前とした29歳の夏頃、自分の人生に対して大きな漠然とした不安を抱えていました。

このままでいいのだろうか、もっと自分ができる天職があるのではないだろうか。今よりもっと充実した毎日を送ってみたい。

今考えると、30歳という節目を前にして、彼氏がいなくて結婚する予定もなく、実家暮らしの親のすねかじりな自分を何とか脱出したいと思っていたサインだったかもしれません。

そして、何か不足感を埋め合わせるように、明らかに枯渇した精神状態で私が飛び込んだ世界がありました。

それはお天気の世界でした。なぜお天気だったかというと、「未来を予測できるなんて浪漫があるから」そして、「お天気お姉さんになれたら、いろいろな取材であちこち行けるから」という単純な理由からでした。

早速働いてためたお金を全部つぎ込み、お天気キャスター講座を申し込むことに。

まさかその試験が合格率5%の国家資格で、しかも物理の世界だったなんて・・・

教科書をひらいて、びっくり。数学と物理の世界が展開され、そこで初めて「あー、大変な世界に入ってしまった」と後悔します。

でも講座にお金を払ってしまったので、何とかついていこうと一番優しい天気の本を買いに行くことに。それは『漫画天気のひみつ』でした。

漫画だったらいいだろう、と思って読んでみるとなかなかわかりやすい解説で、すっかりお気に入りに。

あとは、小学校4年生の計算ドリルを数冊買いました。3桁×3桁の掛け算割り算なんて、電卓でしか最近やってないので計算に恐ろしく時間がかかる自分を発見したからです。

計算力を上げるために、100マス計算も日課に。飛び込んだ世界なので、何とかついていこうと必死でした。

会社で働いたあと、講座に通う毎日を過ごします。疲れた仕事の後に、苦手な物理の勉強とあって、家に帰ると泥のように寝ていました。

お金を払ったので何としても合格しようと講座を申し込んでから3年、駒澤大学の会場で受けた実技試験で確実な手応えを感じ、やっとこどっこい資格を手にすることができたのです。

仕事がない

資格を手にしたものの、それを仕事に繋げられるかは全くの別問題だということにすぐに気付きました。私がぼんやりと憧れたお天気お姉さんは激戦で、アナウンサーを目指して頑張っている方や

司会業などで人前で話すことに慣れているプロがこぞって目指す華やかな世界でした。

人に注目されるのが苦手な上に、「私を見て!!」オーラを纏う女性たちにどうしても馴染むことができず、違和感を雪だるま式に積もらせていきました。

そしてとうとう限界に達し、お天気お姉さんとして進むことを断念したのです。今から10年前のことでした。

事故投資になった原因

やっと手にした資格だったにもかかわらず、その後は気象の仕事につく事もなく、いつしか知識はすっかりと抜けてしまいました。結局は高価な趣味で終わってしまいました。

私は自分の働いたお金を投げ打って3年かかって取った資格を生かし切れなかったのは、受け取った知識や経験を循環させることができなかったからだと考えています。

どうしても支払ったお金は貯金残高を見ると一目瞭然で、リアルに体感するのですが、そこで身につけた知識や学びを次に循環して生かす事ができませんでした。

例えお天気おねえさんにならなくとも、自分のメディアを作り発信する事もできたでしょうし、いろいろな方法でアウトプットする仕組みを作ることは可能でした。

でも私は受け取ったものをそのままにしてしまい、結局「身につかなかった」という状態を自分で作ってしまったのです。

実は自己投資と事故投資の差は、この見えないものを受け取り循環しよう!というする小さな心がけの違いからくるんです。

お金は手放し、受け取ることでワンセット。手放すことだけに目を向けることなく、手にするものにもきちんと向き合う姿勢をこれからは大切にしていきたいです。

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家族との時間が増えるほど、お金が増える
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働きたいけれど、その分家族との時間が減るのが辛い。仕事というと、企業での正社員復帰かアルバイトしか選択しかないと思っていませんか。

少し前までの私はまさにそうでした。仕事とはお金のために時間を差し出すことで、その分家族との時間が減るのは仕方がないことだと思っていました。

会社勤めの時は、通勤電車に飛び乗り1時間かけて都内に通っていました。家事と育児の両立はいつも課題で、息子たちとの時間を作ることをいつも悩んでいました。

しかし、2018年夏会社を辞めて、それまで携わってきたオンラインサロンの運営のみに集中してみると、在宅で心にゆとりを持って働けるだけではなく、家族との時間も増えて収入も増えていったのです。

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