お金は鏡に映し出された自分の姿

さっきまで青空だったのに
急に曇って夕立が来ました。

暑さも小休止です。

突然の雨も「小休止」という
言葉で表現すると
なぜかありがたいものに
思えるか不思議です。

この「小休止」という言葉は
ある映画を見て
深く印象に残りました。

それは既婚男女の
いわゆる不倫を
描いたものなのですが、

登場する主人公が

「人生の小休止よ」

と表現していたんですね。

不倫がいいかどうかは
置いておいて、
一つの事実でも
表現するラベルによって
うける印象もかなり違うなと
感じたのが印象的でした。

事実をどう表現するのか。
その人の持っているセンスが
問われますね。

お金は鏡に映し出された自分の姿

今日は少し前にいただいた
ご質問を紹介いたしますね。

このご相談は今までで
一番たくさん頂いたものであり

また私自身も乗り越えてきた
課題なんですよね。

去年、会社を離れる時に
一番最初に頭によぎったのは

「え・・会社を辞めたら
収入なくなる。

本当に辞めていいのかな。」

という収入源がなくなることの
怖さだったんですね。
はっきりいって”恐怖”でした。

「来月から銀行に
お金が振り込まれない。

カードの支払いどうするの？」

「夫の扶養に入っていないんだけれど
税金払えるのかな・・」

「来月から貧乏になるー！！」

こんな心の声がありました。

でもね、実際どうだったかというと
私は会社を辞めて

・お金
・家族との時間
・心のゆとり

を全て同時に増やすことが
できました。

なぜこのような結果になったのか。

私は今の暮らし方にシフトすることが
できたのは

お金に対する考え方を変えた

ことがとても大きいのです。

形のあるものの前に
形のないものを書き換えること。

話は戻りまして、
いただいたご質問を
小分けにしてみていきます。

１）会社を辞めると収入がなくなる

これは事実ですよね。

・太陽が東から昇って西に沈む
・ものを上から落としたら下に落ちる

これと同じくらい
誰もが”yes”というレベルです。

２）だから辞められない

なぜ、辞められないのでしょうか。
その背後にはどんな価値観が
ございますか？

過去の私の例ですと

「会社を辞めるべきではない」

「働く場所は会社であるべきはずだ」

「お金は会社から受け取るものである」

このように

＜だから辞められない＞

と思っている背後には

私自身がその事実を見ている
価値観がありました。

特に私のように会社員生活が長いと

「お金は会社から
受け取るものである」

という価値観が染み付いており

当たり前すぎて
疑問にすら感じない

と思うのです。

でもね、本当でしょうか？

・
・
・
・

このご質問は
実は働き方ではないのです。
お金そのものでもありません。

会社を辞めたばかりの
私がそうだったように

＜働き方やお金の
　受け取り方に対する
　自分自身の思い込み＞

にあるんですね。

お金や働き方は
表面的なことに過ぎないんです。
自分の姿が
鏡に映し出されたようなもの。

根本は自分の姿、
自分の価値観にあります。

働き方生き方を変えたい人、
副業で新しく収入源が欲しい人は
今たくさんいらっしゃると思います。

多くのケースで

・どんなやり方があっているだろうか？

と探し始めると思いますが

形のあるものの前に
形のないものを書き換える方が先

なんですよ。

働き方というのは

私はどんな暮らし方がしたのか
何を一番大切にしたいのか

からの逆算思考です。

ちょっと日常を離れ
一人の時間を作り
自分と向き合ってみてくださいね。

そして、自分に
聞いてみてくださいね。

「わたしはどう在りたいの？」