教養が大事なのは、わかった。
——でも、何から手をつければいいのか、わからない。

私も、まったく同じところで止まりました。経営塾で示された教養の一覧を見たとき、知らない世界が膨大すぎて、クラクラしたのを覚えています。図書館で、自分の無知と出会うような感覚でした。

今日はその一覧を、そのままお渡しします。全部やる必要はありません。どこから始めるかを決めるための、地図として使ってください。

※ そもそも「教養とは何か」はノウハウを集めても変わらないのはなぜ?でお伝えしています。先にそちらを読むと、この一覧の意味が変わります。

経営に必要な教養、7つの分野

1 『7つの習慣』
スティーブン・R・コヴィーによる、自己啓発書の原典。とくに大切なのが「インサイド・アウト」——自分の内側から始める、という視点です。

2 四書五経
紀元前300年ごろ、中国で書かれた古典。人として、どう生きるべきかを問う書物です。

3 お金・金融経済
お金の仕組みとルール。お金はどこからやってくるのか。利息とは、金利とは何か。——扱う道具の正体を知る、ということ。

4 宗教と歴史・哲学
会社、法律、社会の仕組みも含めて、人の営みそのものを学ぶ分野。東洋哲学と西洋哲学の両方に触れます。

5 物理・量子力学
なぜ祈るのか。未来はいつ「確定」するのか。光とは何か。宇宙の法則。——人間社会の原理原則を学ぶ学問です。

6 マーケティング
お客様と出会い、価値を届けるための考え方。ここだけを学びがちですが、7つのうちの1つです。

7 創業の原則
創業期にやるべきこと・やってはいけないことの原則。たとえば「お金をかけるのは、いちばん最後」。

ここで、はっとしませんか。私たちが普段”ビジネスの勉強”と呼んでいるものは、6番だけです。

集客法、SNS運用、セールスの型——大事です。でもそれは、7分野のうちのひとつ。残りの6つを持たないまま6番だけを磨いても、深さが出ないのは当然でした。

なぜ、「物理」まで入っているのか

この一覧を見て、私がいちばん引っかかったのが「物理」でした。

(なぜ、経営に物理が必要なんだろう?)——正直、まったくわかりませんでした。

今なら、こう受け取っています。物理は、人間社会の原理原則を学ぶ学問だから。

なぜ人は祈るのか。未来はいつ確定するのか。不確かなものは、どこで確かなものに変わるのか。——これらは物理の問いであると同時に、「人が何を信じ、どう動くか」という経営の問いでもあります。

ちなみに私は、この疑問を師にぶつけて、思いがけない答えを受け取りました。その話はこちらの記事に書いています。

本を読むには、コツがある

一覧を手にすると、つい「全部読まなきゃ」と焦ります。でも、読み方を変えるほうが先です。

先に、自分で問いを立ててから読む
「この本から、どんな視点を手に入れようか」——読む前にアンテナを立てる。

視点を手に入れることに集中し、枝葉末節は手放す
全部を覚えようとしない。ひとつ持ち帰れれば、その一冊は成功です。

ただ最初から最後まで読む——それでは、読んだ量のわりに、何も残りません。問いを持って読む人だけが、本から視点を持ち帰れます。

読書とは、情報を入れる作業ではなく、視点を増やす作業です。

全部やろうとしなくて、いい

この一覧を初めて見たとき、私は圧倒されました。知らない世界が、あまりにも膨大だったから。

でも、それでいいのだと思います。膨大だと知ることそのものが、ひとつの教養です。「私は、まだ知らない」と認められる人だけが、学び続けられます。

大切なのは、いろいろなジャンルの世界に触れる機会を持ち続けること。そして、多くの人に愛されてきた古典を、少しずつでも読んでいくこと。時代を超えて残ったものには、残った理由があります。

今日の、具体的な一歩

7つの分野を、もう一度眺めてください。そして、たったひとつだけ決めます。

「私は、どこから着手するか?」

いちばん気になったところで構いません。むしろ「気になった」という感覚こそ、今のあなたに必要な分野のサインです。

決めたら、本を1冊選んで——開く前に、問いをひとつ書いてください。「私はこの本から、何を持ち帰りたいか」。

それだけで、あなたの読書は、今日から変わります。

教養とは何か、なぜ「問いを立てる力」なのか——土台の話はこちらで。
ノウハウを集めても変わらないのはなぜ?|”問いの質”があなたのステージを決める

『7つの習慣』の「すべてのものは2度つくられる」は、こちらで扱っています。
逆算思考とは?──終わりを描いてから、始める

FREE | 3分でわかる

あなたの起業ステージ診断

〜 売上が安定しない“本当の原因”がわかる 〜

「学んできたのに、
なぜか売上が安定しない」
——その原因は、”ステージ”にあります。

✔ 頑張っているのに、前に進んでいる実感がない
✔ 学びにお金を使い続けているのに、変わらない
✔ 次に何を学べばいいのか、わからない

起業には5つのステージがあり、ステージが違えば“詰まる場所”も、次の一歩も変わります。7つの質問に答えるだけで、今のあなたの位置と、次にやるべきことが見えてきます。

▶ 今すぐ無料で診断する(3分)

選択肢を選ぶだけ・登録無料・いつでも解除できます
診断後は、あなたのステージに合った“ステップメール”もお届けします。