売上を追うのに上がらない理由|管理するのは”数字”でなく”利他”
売上の数字を、毎日見ている。
見るたびに、少し、苦しくなる。
頑張って発信もしている。なのに、数字は思うように動かない。
もし、そうなら——管理する対象を、間違えているのかもしれません。
数字は、”結果”であって、”操作するもの”ではない
「今月◯人集める」「売上◯円にする」。
——これらは、大切な目標です。でも、直接コントロールできるものではありません。
売上は、あなたが動かすものではなく、誰かを喜ばせた”結果”として、返ってくるものだからです。
だから、結果(数字)を握りしめても、動かない。焦りだけが、募っていく。
——これは、前回お話しした「お金は使命の燃えかす」と、同じ話です。灰(数字)を握っても、炎(利他の行動)がなければ、積もらない。
管理するのは、利己でなく、利他
では、何を管理するのか。
利己(自分が何を得るか)ではなく、利他(誰を、どう喜ばせるか)です。
📖 用語解説 「終わりを描くことから始める」(逆算思考)
スティーブン・R・コヴィー博士の世界的ベストセラー『7つの習慣』(キングベアー出版)で語られる、第2の習慣です。ゴール(終わり)を先に描き、そこから逆算して”今日やること”を決めるという考え方。
大切なのは、描く終わりを「いくら儲けたか(利己)」ではなく「誰を、どれだけ喜ばせたか(利他)」に置くこと。
——ゴールが利他なら、そこから降りてくる”今日の行動”も、自然と利他になります。
問いを、こう立て替えてみてください。
「一年後、私は、どの立場の自分として、誰を、どのくらい喜ばせているだろう。」
「そのために3ヶ月後、私は、誰のために、どんな行動をとっているだろう。」
——利己のゴール(何を手に入れるか)は、心の中で持っていていい。
でも、日々管理し、行動に落とすのは、利他のほうです。
“結果”を握るか、”行動”を管理するか
✕ 数字(結果)を、握りしめる
◎ 利他(行動)を、管理する
※ 握れないもの(数字)でなく、動かせるもの(今日の利他)を管理する
利他の行動が積み上がった、その結果として、数字は、後から返ってきます。順番を、間違えないこと。
私も、”見えるもの”しか、見ていませんでした
偉そうに書いていますが、起業した当初の私は、これができていませんでした。
当時の私にとって、評価の基準は、目に見えるもの——売上と、フォロワーの数。それだけでした。「自分がどうありたいか」「自分に納得できているか」——そんな視点は、正直、まったく持っていなかったのです。数字を握りしめて、上がった下がったで、一喜一憂していました。
変わったきっかけは、意外なものでした。
——「もっと売上を上げる方法を学ぼう」。そう思って学びにいった先で、私は“心の構造”を理解する、という学びに出会ったのです。人の内側には、変わらない本質(自)と、日々ととのえていく感情やクセ(己)がある。その構造を知ったとき、はっと気づかされました。
見えるところだけを追いかける、私のその”あり方”こそが、自分の限界を作っていた。——問いが、変わりました。人と比べて数字を競うのではなく、「自分は、どうありたいのか。どう生きたいのか」へ。
皮肉なものです。売上を上げる方法を探しにいって、手にしたのは、本当に大切なメッセージのほうでした。数字(結果)を握るのをやめ、あり方と利他の行動を管理する。それは、遠回りに見えて——私にとって、いちばん確かな道でした。
【今日のワーク】
①一年後、誰を、どのくらい喜ばせていたいですか。
②そのために3ヶ月後、誰のために、どんな行動をとっていますか。
この2つを書けたら、あなたが毎日”管理すべきもの”——今日の利他の一歩が、見えてきます。
まずは、今の自分を知ることから
利他に舵を切るにも、今のステージによって、打ち手は変わります。まず、あなたの現在地から。
そもそも、なぜ”お金を追う”と遠ざかるのか。土台の考え方は、こちらで。
▸ お金を追うほど稼げないのはなぜ?お金は”使命の燃えかす”だった
「終わりを描いてから始める」逆算の手順は、こちらで詳しく。
▸ 逆算思考とは?──終わりを描いてから、始める
FREE | 3分でわかる
あなたの起業ステージ診断
〜 売上が安定しない“本当の原因”がわかる 〜
「学んできたのに、
なぜか売上が安定しない」
——その原因は、”ステージ”にあります。
✔ 頑張っているのに、前に進んでいる実感がない
✔ 学びにお金を使い続けているのに、変わらない
✔ 次に何を学べばいいのか、わからない
起業には5つのステージがあり、ステージが違えば“詰まる場所”も、次の一歩も変わります。7つの質問に答えるだけで、今のあなたの位置と、次にやるべきことが見えてきます。
選択肢を選ぶだけ・登録無料・いつでも解除できます
診断後は、あなたのステージに合った“ステップメール”もお届けします。